゚*お姫様×王子様*°




「それよりさ、早く行こ!お腹すいた~」


涼太が拗ねた顔で言った。



「はいはい。じゃあ行こっか!」



あ~、楽しみ!



『この焼きそば美味しい~。』



てか、もうお腹いっぱい!



「時間やばいから帰るか。」


『そだね。』


「ねぇ涼君!」


「ん~?」


「あそこにお化け屋敷ある!行こ?」



そう言って、涼太の袖をグイグイ引っ張る。



「え~…。」


「お願い~。家に帰ったら美瑠のお菓子あげるから!」



そう言ったら、涼太の顔がパァッと明るくなった。



「ホント!?…あのお菓子くれるの!?」


「うん!」


「じゃあ行く~♪」