『もういい!あたし先教室行く!』 そう言ってあたしは浴衣にも関わらず全力で走った。 なにさ! バカにしちゃって! ……藍には後で仕返ししなきゃ♪ 何にしよっかな~♪ 教室について一人でそんなことを考えていたら藍達が来た。 「愛美~。さっきはごめん!あんなに怒るとは思ってなかったから。」 許して?というような目をして藍が言った。 『許す許す♪文化祭楽しみだね~!』 「うん!」 どうやって藍をびっくりさせようかな~♪ もう愛美は仕返しが目的ではなくなっていて、楽しさいっぱいで考えていた。