私は、れん君のそばにいたかった
れん君の味方だと思ってた
だから、れん君に
「私は、れん君の味方だからね
私には、嘘ついても良いけど
他の子にはつかない方が良いよ」
そう言った
れん君は「分かった(笑)」
そう言って笑ったけど
どこか寂しそうで
どこか泣きそうで

その日から、れん君は他の子に私に嘘をつかなくなった

嘘をつかれなくなって
嬉しいはずなのに
どこか、悲しかった