パッと体を離し、 じーっと久保田君の顔を見つめた。 真っ赤になった久保田君の頬。 バツが悪そうに目を逸らし、 いつものように メガネをクイッと上げるしぐさ。 頼もしくて かわいくて。 彼を、独占したくなる。