『久保・・』 と、呼び止めようとしたとき。 久保田君が ただ走っているわけではないことに 気が付いた。 久保田君の少し先を 高校の制服を着た女の子が 足早に歩いていた。 どうやらその子を 追いかけてきたみたい。 ふーん・・