『そーだね~。
 もう、10代じゃないんだしね~』


「そうじゃなくて。
 ただ、僕が、心配だから」


『んー。ありがとう~』


にこっと笑って、首をかしげた。

なんか、ふわふわした、良い気持ち。



『あーそうだ、そこの棚の上に
 渡したいものがあったんだー
 そうだそうだ。
 ソレ渡そうとして、
 部屋に呼んだんだった~』