家について、「おじゃまします」
と、久保田君が入ってくる。


『そーだ、どこだっけなぁ・・』


さがし物をどこに置いたか、
思いだしなが歩いたら
つま先に痛みが走った。


『ったぁ・・』

「ちょ・・も、動かない方が。
 足、見せてください」


『やだよー』


「いいから。
 ほら、血、出てます」