夕陽が沈んでいくね
街は賑わい始めたけれど
僕らはあそこには行けない子供

いつも放課後になるたびに
キミの腕を掴んで 一緒にさ
そんなことばかり考えてるんだ

会いたいなんて歌わなくても
朝になればキミはいつも窓際
読書に夢中で僕に気づかない

それをいいことにキミの横顔を独り占め

夕陽が沈んでいくね
駅も賑わい始めたけれど
僕らはまだあの電車には乗れない子供

一緒の時間が増えていくたびに
キミに伝えてしまいたくなるけれど ねぇ

どうか気づかないで どうか気づかないで

夕陽が沈んでいくね
今はまだ何処にも行けなくてもかまわない
まだ子供のまま キミと真っ赤な世界で
笑っていたい

どうか気づかないで どうか気づかないで