「お前どこから侵入したの~。ん~?わしゃわしゃ~!!」
「ふっ」
「え?」
「あ、ごめんごめん。羽流のそういうとこ好きだよ。あの日からずっと」
「あの日から?」
「俺が羽流のこと好きになった理由」
「え、待って!待ってください!あの日っていつですか!?」
「それは自力で思い出して」
「ええー!そこまで言ったんだから教えてくださいよー!」
「嫌だね♪」
ガチャッとドアが開いてまたサボリが二人増えて私と名雄先輩を見るなり「お邪魔かな?」とにやにやしながら近づいてきた。
「じゃあさ、教えるからこれして」
そう言いながら名雄くんはスマホを操作して一枚の写真を私に見せた。
それはいつだったかお母さんにされたツインテール姿の自分だったことにみるみる自分の顔が赤くなっていくのがわかった。
「な、なんでこれ持って……!!奈津ーー!!」
「ひゃあっ!ごめーん!!」
押し倒しながら奈津の体をコチョコチョしていると、ふとコウの歌声が聴こえた。
