この身も身体も、あなたのものにしてください。



  18時に恵比寿ガーデンプレイスに行くと、すでに副社長はそこにいた。

 私は副社長をみつけると、気持ちが高ぶって小走りで駆け寄った。

  と足がもつれて、私は顔から転んだと思ったら


 副社長が、寸でのところで受け止めてくれた。


 「まったく君は危なっかしい子だな。

  けがはないかい?」