この身も身体も、あなたのものにしてください。


 先輩スタッフたちは、私でもわかるほど、緊張していた。


  何と言っても今をときめく2人なのだから仕方のないことではあるが。


 そうこうしていると、2人が乗った車が来たみたいだ。

  すると有明さんが、全員を叱咤するようにこう告げた。


  「いいわね、忙しい、お二人には本当に時間がないわ。スムーズに事を進めていくよ。」

 全員が  「はい。」と力強く返事をした。