それから怒涛のような1週間がすぎた。 私は先輩プランナーの有明さんと一緒に、各部門の進捗状況を逐次確認しながら、着々と準備を進めていった。 そして滝沢様と有栖川様が、いらっしゃる時がきた。 私たち、スタッフ一同、正面玄関まで、お出迎えにいき、お二人が来るのをいまかいまか待ちわびていた。