リーダーの有明さんの力強い始まりとともに、各々の部門のスタッフから報告がはじまった。
まずはブーケ部門の藤原さんが口火を切った。
「新婦の有栖川様によると王道のラウンドブーケを、ご希望を要望書に記載がされていましたので形はラウンドでいきたい思います。
またシックな落ち着いた感じの色合いを、ご希望でしたので、そちらで進めていき、いくつか材料を変えながらパターンを作り最終的に新婦様に、お決めいただこうかなと思っています。」
「なるほど、わかりました。ただ様々なブーケがあるのだから一応カタログに載っているクラッチブーケ、キャスケードブーケ、リースブーケ、クレッセントブーケたくさんの種類があるのだから、まずはカタログを見ていただいたほうがいいかもしれませんね。」

