この身も身体も、あなたのものにしてください。


副社長からの、まさかの食事の、お誘いに、すごく嬉しかった。


  まだ顔から耳まで全身が火照っているのが傍からでも、わかるのか副社長が冷たいコーヒーを出してくれた。

  「はい、これ飲んで、また仕事頑張ってね。」

  そう紙コップには氷が入ったキンキンに冷えたコーヒーは私をクールダウンさせてくれた。

  「ありがとうございます。暑い夏にはアイスコーヒーはシャキっとしますね。」

  と私はとんちんかんなことしか口からはでてこない。