この身も身体も、あなたのものにしてください。

と大幅に時間を延長して、当日はバタバタしたものの、孝汰はこうなることも見越していたかのようにすべての手配をしていたので、彼は久しぶりにプランナーとして全体を常に見渡して、冷静沈着に、すべてのスタッフを無線片手に指示を飛ばしていた。


私は、彼が現場でプランナーとして腕を振るうところをはじめてみたので、改めて本当に素敵だなって感じた。

新郎新婦のタキシード姿とウェディングドレスの姿の時だけ、メディア向けの撮影を入れて短い時間の質問タイムも設けたので、本当にバタバタではあったけど、無事に結婚式を終えることができた。

滝沢様と有栖川様の2人の心からの笑顔がみられて、全スタッフが笑顔で立ち振る舞うことができていた。
私も、列席者の方々もそうそうたる方々なので最初は緊張していたが、孝汰が冷静に
「大丈夫。何かあれば必ずフォローに入るから。自信を持ってやりな。」