その瞬間、孝汰は私を強く抱きしめた。 それは、今までの孝汰からは感じられなかったほどの情熱的で狂おしいほどの甘美な時間だった。 私もそれに応えるように強く孝汰を抱きしめた。 今日から私が、孝汰の正真正銘の彼女なんだ。 もう不安になることもなくなる、孝汰は、きちんと私だけを、ずっとみてくれると真剣に面と面を向かった言ってくれた。 私たちは、夜の誰もいないオフィスで熱い抱擁を、しばらくしていた。