私が作った参考書類をみながら、有栖川様の涙は、いつしかやみ徐々に笑顔をこぼれはじめた。 私は、今回ほど人と人の繋がりが大切なことはないと確信した。 列席される、みなさんに笑顔で新郎新婦のご両名を心から祝福していただいてほしい。 私は改めてウェディングプランナーという天職に巡り逢えたことに、このときほど感謝したことはない。 「櫻井さん。このオトナシックな感じがいいです。 これなら両親も納得してもらえるはずです。」