生きよう

僕は座っていたソファーから立ち上がると、向かいのソファーに座っていたおじさんの隣に座る。

「自分の命を大切にします……。
糸さんがもう二度と能力を使わないように…僕が……必ず糸さんを止めます!!!」

僕の言葉におじさんは何も言わず、顔を両手で覆ったまま……二回頷いた…。



おじさんのためにも僕は……全力で糸さんを止めなきゃいけないんです……。