「 この話だしてごめん...だから泣かないで??? 」

『 ...え 』



真奈美が私の頬に触れ
流れ出したものを拭ってくれた



「 ごめん 」

『 いいのいいの私が強くなればいいだけだから 』



なんて笑ってみても
真奈美は暗い表情のまま変わることはなかった




「 なんで2人ともそんな暗いんだ?? 」



暗くなる原因の人ってこういう時に来るよね
なんて今日はついてない日なんだろうか...



『 別にー?松村先生早くお弁当食べないと
昼休み終わりますよ~! 』

「 うっそ!!食べてくるわ!!! 」