「 話はそれだけ? 」

「 あんた有紗のことどう思ってんの 」

「 俺は有紗のことを____ 」



キーンコーンカーンコーン



なんてタイミングの悪いチャイムだ...
彼の言葉をかき消し、話が出来なくなった。



「 じゃあまた... 」



彼はそう言って
私の前から立ち去った


有紗のことを...



その続きは彼にしかわからない。