伝わったかな…



気づけば保健室にいた…。


静かで…先生もいなくて…


けど、1人だけ。


男の人…?


「傷の手当てするから。


ちょっと痛いけど我慢して。」


…傷……


私の膝、腕も血が滲んでた…


痛いっ、


私の前で消毒液とコットンを持って


血を拭き取ってくれる…


寺山くん。


…なんでいるの。


「わたし……」


そうだ、戻らないと、、


みんなに謝らないと…