本当の君

恋愛(ピュア)

神の宝石/著
本当の君
作品番号
1533240
最終更新
2018/11/18
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
なぜ君はいつも笑っているのだろうか

なぜ君はいつもたくさんの人に囲まれているのだろうか

なぜ君はいつも僕に話しかけてくれるのだろうか


僕が君に出会ったのは高校の入学式

僕は君と同じクラスになった
君はいつも笑っていて、明るい子で、人気者。
僕は君と違って何も取り柄のない平凡な人。

君は僕のことを前から知っているかのように僕に話しかけてくる
今日僕は君に初めて会った…はずなのに…

なぜだろう…


その日の帰り、僕は1人で家に向かっていた
帰る途中、公園のベンチに君が座っているのを見つけた
何をしているのか気になって近づいてみた、
すると、君は静かに泣いていた
僕はその場から静かに離れた


なぜ君は泣いていたのだろうか…
なにか辛いことがあったのだろうか…
いつもは笑っているのに…
なぜだろう…

君があまりにも不思議すぎるから、
僕は君の事が気になって仕方がない
その日、僕は寝れなかった


翌日
僕は君に昨日の事を聞こうと思った
しかし、君はたくさんの人に囲まれていて、笑っている
僕は聞けなかった

なんで笑ってんだよ…
なんで無理してんだよ…
なんで僕に話しかけてくるんだよ…
僕は本当の君を知っているから君を見るたびに腹が立つ

今日の帰りも、君が公園で泣いているのを見つけた

また今日もだ…

たまたま今日も泣いていたのだろうと思っていたが
毎日毎日帰りに君は泣いていた

僕は君が泣いている理由が知りたい

僕は君が笑っている理由が知りたい

神様がくれた宝石のような涙は二度と流さないで欲しい
だって、君が泣くと僕は腹が立って、どうにも出来なくなるから

笑って

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