種族の異なる2人は。

「で、何の用ですか」

「あなたにドクターYの残したプロジェクトを止めて貰いたくて」

「ドクターY……!それは、僕も知ってます」

「彼はこの世にあるプロジェクトを残してこの世を去りました。手伝って下さい」

「分かりました。」

「じゃあこれからタメ口で行きましょ!私はアリスって呼んで!」

「了解……」

彼女は僕の腕を引こうと手を出したが、途中、妙に躊躇した。

雨が降りそうだからか。確かに傘を持ってない。

雨が怖いのか、ずっと右手をさすっていた。