その日、私は山本にカバンの中身を見られて勉強道具は全て教室に置いてるのがバレて、結局次の日から補習を受けることになった。



次の日。


「おはよー」

りい「あ!おはよ!補習どうだった?」

「昨日は結局しなかったー、教室に筆箱とか全部置いてたしww」

りい「なるほどねww取りに戻るのめんどいもんね」

「そだよー、てか、昨日たくさん他の生徒いた中で点数発表されたからね」

りい「なにそれ、ウケるwww」

「ウケないからwww」

りい「あっ、てかさ〜今日も和真くんかっこよかったんだよ〜!」

「はいはい、あいつのどこがよw」

りい「彩華が羨ましいよ〜あのイケメンと幼なじみなんて!」

「はいはい」

山本「席につけ〜」




いつものように一日が始まる。



りい「疲れた〜やっと昼休み〜!」

「おはよう」

りい「おはようって!w彩華寝すぎw」

「眠くて〜」

りい「もう〜じゃあ下の自販機行こ!炭酸買ってあげるよ!」

「やったーいくー」



私とりいは1階までおりて、りいにコーラを買ってもらい、また教室に戻ろうと階段を登っていた時だった。


りい「でさ〜その時和真くんが大丈夫?って言ってくれて〜!」

「和真の話はもうおなかいっぱいだから〜」

?「あっ」

「ん?」

りい「ん?」


顔を上げると見知らぬ男の子だった。


?「数学0点の人」

「なっ!!!!」

りい「ちょwwwwww」

?「www」


男の子は笑いながら私たちを通り過ぎて下におりていった。


りい「wwwwwwww」

「いや、笑いすぎな!!!」

りい「てか彩華まさかの0点かよww」

「うるさいなー」

りい「てかあの男の子誰よww」

「多分あの場にいた生徒の中の一人だろうね...クソ...腹立つ...」

りい「でも、イケメンだったじゃんww」

「知らないよそんなの!腹立つもんは腹立つから!イケメン今関係ないから!」

りい「0点取るのが悪いww」

「一応全部埋めたんだけどなぁ...」

りい「全部埋めて0点が1番やばいからw」

「うざーww」



この時私はこの男の子に恋をするなんて思ってもなかった。