光と影

神城「俺の…過去…」

そんなことがあったのか…

神城「ひい…た?」

零「ひいてない。ひくはずがない。」

神城「そう…よかった。俺の目をキレイって言ってくれたからひかれたくなかった。」

零「うん…」

神城「零…零は幸せになってもいいと思う。こんな、バケモノの俺でも幸せに…なれた。から。」

零「神城はバケモノじゃない。」

神城「ありがと…零のことは何も知らないけど…無責任かもしれないけど…それでも俺は零に幸せになって欲しい…」

零「でも!」

神城「俺が…願うくらい…いいでしょ?」

零「ありがと。」

神城「仲間だから…」

そっか…

仲間か…

そうだな。

仲間なのか…

零「ありがと…ね、眠…」

眠「今、眠って…」

零「仲間だから…」

眠「ありがと…」

零「今は言う勇気がない…けど、いつかは話したいと思う…だから…」

だから。

零「まっ…てて…欲しい…です。」

眠「うん。いくらでも待つよ…」