光と影

「あんたのせいで火事になった。お前の赤い目が火事を呼んだんだ。」

「お前の目は気持ち悪い。まるで血を見ているみたいだ。」

そして

「バケモノが死ねばよかったのに。」

って。

その言葉が信じられなくて

俺は気づいたら走り出してた。

そしていつの間にか繁華街にたどり着いてた。

すごくやるせなくて

ムシャクシャして

絡んでくるやつを片っ端から殴ってた。

気絶しても殴り続けて

止めてくれたのが結弦だった。