光と影

零「お前は…」

誰だっけ?

雫「誰だって顔をするな。さっき自己紹介したばっかだろ。」

一気にされすぎて覚えてない。

雫「はぁ。俺は雫結弦。お前の仲間だ。」

なか…ま?

零「どういう意味だ。僕に仲間は必要ない。」

雫「俺が勝手に言ってるだけだ。まぁ、いつかはお前に仲間になりたいと言わせてやるがな。」

はっ。いってろ。

零「ひとつ聞いてもいい?」

雫「なんだ。」

零「何故、僕みたいな得体の知れないやつを仲間にしようとする。」

雫「初め知り合ったばっかだろ。得体がしれなくて当然だ。」

零「それ…は」

雫「それに仲間になってから知っていけばいい。」

そうか…

知る…か

ならいずれは離れていくんだろうな。

僕は

お前達といっしょじゃないんだから。