零が去った後の屋上はすごくしずかになった。

紫水「すまんな。少し急ぎすぎたみたいだ。」

雫「あいつはどうしたんですか。」

紫水「あいつは仲間というものが極端に苦手だ。」

天月「苦手…」

紫水「自分が仲間の迷惑になることを恐れているんだ。」

折伏「仲間は迷惑かけあってなんぼでしょー?」

紫水「それができないんだ…」

雫「俺はあいつに仲間の良さを知って欲しい。」

紫水「あぁ。俺の見込んだお前達なら零を救ってくれると思ったから光白に入ることを進めたんだけど急ぎすぎたみたいだな。」

雫「俺、あいつをおってきます。」

紫水「頼んだ。」