光と影


だが、それから管理人とやらが現れることは無く

焦る日々が続いていた。

俺達は着実に力をつけていった。

そして零が病院にかつぎこまれたと聞いたのは

零いなくなって、一週間後のことだった。

プルルルル

如月「ゆずちゃんスマホなってるよー!」

雫「分かった。はい…もしも…って、ほんとですか?!」

眠「何かあったの。」

雫「零が帰ってきた。」

白「まじで!」

雫「でも、意識が戻らないみたいだ。今、病院にいる。」

涙「私達も向かわないと!」

雫「おう。」

なんで

やっと帰ってきたと思ったのに。

目を覚まさないんだよ。

頼む。

もう俺は失いたくないんだ。

大切な人を。