ノンフィクションな恋

3年前 -9/1-

2学期になった。

運動会の練習が始まった。

「もっと声出して!!」
「すばやく行動する!!」

応援団の声が響く。
ちなみに応援団は立候補性なのだが、
ほとんどが運動部だ。

美術部の私は全くの無縁な役職だ。

なぜ、注目しているのかって?

それは...。

「森河!もっと声を張れ!!」
「はいっ!!」

そう。森河くんが居るから。

「なーに、見てんの?」
「わっ、びっくりしたぁ」
「あー、森河くんね〜」
「べっ、別に違うから!」
「ほらほら、誤魔化さなくて良いの」
「いや、だから...」

この子は同じクラスの林田さん。

「運動会、楽しみだねっ!!」
「う...うん」

運動会当日は応援団は学ランを
着ることになっている。
普段ブレザーの私達にとって学ランは
とても新鮮なのだ。
女子はその姿を見て好きになることも
あるくらいだ。



運動会、楽しみだな。