3次元の恋~オタクの恋物語~


前を歩く南雲さんに着いて行くと
1軒のレストランを指さした。

律「ここです。」

もう1度だけ言おう。
さすがはゼネコンの息子!

青葉「ああ、何かすっごく
高そうなお店ですね。
服、これで大丈夫かな?」

律「お綺麗です。」

そんな綺麗な顔で素敵な笑顔で
褒めないで下さい。
オタクは免疫がないんです!

て、言いたいけど言えない。

店に入る前から既に疲れた。

ああ、大高といつもの
居酒屋で乙ゲーの話したい。
昨日、新たに発見した
リキヤの秘密について話したい。

...まあ、今はそれも出来ないんだけど。

律「行きましょうか。」

青葉「ああ、はい。」