3次元の恋~オタクの恋物語~


大高も百瀬さんも
その程度の気持ちなんだから
私だってそんな理由で
選んでもいいはずだ。

青葉「大高。あのさ...その
告白の事なんだけど...」

遥希「うん。」

青葉「私、別の人にも付き合おうって
言われてて、あ。でも...その人も
私の事、好きって訳じゃないんだけど
飲みに行ったりするなら
付き合ってるフリしろって言われてて。
私はそれでいいと思ってる。」

遥希「つまり、柿谷は
その人の事が好きって事?」

なのに、何故だか大高は怒っていた。
長年一緒にいたから分かる。