3次元の恋~オタクの恋物語~


自覚している。
酔った時の私はかなり面倒くさい。

青葉「あの...!」

依知「何?」

青葉「何で会社が分かったんですか?」

依知「ああ、あのイベント。
一応、関係者にもチケット
配っててさ。あんたの同僚が
その枠でチケット取ってたから。
何とか辿りつけた。」

青葉「...探したんですか?」

依知「...まあな。俺としても
あのままじゃ後味悪いから。」

リキヤとは似ても似つかないけど
この人もこの人なりに
いい所があるのかもしれない。