3次元の恋~オタクの恋物語~


遥希「知ってるよ。でも...
いつか柿谷にも分かるはずだよ。
俺しかいないって思う日が
必ず来る。だからその日まで
返事は待ってるから。」

大高の言う通り。
さっき、自分で言った通り。

最終的に頼れる人。
最終的に落ち着ける人は
間違いなく大高だ。

だけど、私たちが
恋人同士になれるとは思えない。

青葉「あのさ。一応聞くけど
大高は私の事好きなの?」

遥希「好き...ではないかもしれない。
ごめん、俺の好きな人は
ユリヤちゃんだけだから。
でも、柿谷だって同じだろ?
柿谷の好きな人はリキヤだろ?」