3次元の恋~オタクの恋物語~


青葉「...でも、好きだよ。」

遥希「...は?」

青葉「私は大高の事、好きだよ。
ゲームの中の主人公には
到底なれない残念な大高も。
アイドルのLIVEDVD見ながら
ニヤけてる気持ち悪い大高も。
...私は全部好きだよ。」

遥希「お互い様だろ、それは。
俺は常々、柿谷の事
気持ち悪いと思ってるから。
でも、そんな柿谷でさえも
可愛いって思う俺も気持ち悪い。」

オタクだから。共感し合えるから。
お互いの趣味を否定しないから。
最もらしい理由は沢山ある。

...でも、大高が大高じゃなかったら。
目の前にいる、この人じゃなかったら。
私は...好きにはならなかった。