お酒に溺れたのは
南雲さんのせいじゃない。
大高と喧嘩していたせいだ。
夢の中で見た大高の泣き顔。
絶対に現実では見たくないと思った。
目を覚ました時、本物の大高が
そこにいて、素直に嬉しいと思った。
どんな話も1番にしたい。
リキヤの秘密も。私の恋の話も。
大高には何だって話したい。
それが、多分、全部好きって事で。
自信はないけど、今、私が
選ぶ選択肢は大高、1択だった。
遥希「...柿谷...!!」
青葉「ごめん。遅れた?」
青葉第二の港に着くと
少しオシャレな服装の大高がいた。
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