傷付けると分かっているのに 言わなきゃならないなんて辛すぎる。 でも…逃げちゃダメなんだ。 大切な人だから、きちんと伝えよう。 青葉「…だから…すみません。 百瀬さんとは付き合えません。 私は、大高が好きです。」 頭を下げたから、その表情は伺えない。 依知「遠回りしたな、随分。」 青葉「え?」 依知「だから、俺、初めに言っただろ? あんたも大高が好きだって。」 でも、顔を上げたら百瀬さんは笑ってた。