ーガラガラ
居酒屋の扉を開けると
百瀬さんが片手を挙げた。
依知「よ!お疲れ!」
青葉「お疲れ様です。」
店長さんが顔を覚えてくれたのか
百瀬さんが注文してくれていたのか
分からないけど、すぐにビールが届いた。
やっぱり百瀬さんは
乾杯する事なくビールを飲んだ。
ふぅと短い息を吐くと
ポケットから何かを取り出す。
依知「つか、悪い。
俺、今日があんたの誕生日だって事
さっき知ってさ。好きな人の
誕生日知らないなんて
ダメな奴だな、俺。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…