3次元の恋~オタクの恋物語~


知らなかったでは済まされない。
私は、南雲さんを深く傷付けた。

彼の事を何も知らないのに。
生理的に受け付けないとか。
気持ち悪いとか。合わないとか。

自分の事だけを考えて傷付けた。

青葉「...本当に...ごめんなさい。」

律「どうして謝るんですか?
...僕は、あの瞬間から
青葉さんの事が好きなのに。」

でも、南雲さんは笑ってた。

青葉「...え?」

もしかして、この人ドMか?
硬派系変態男子、ユウマか?

律「僕はユウマではありませんよ。」

青葉「え?何で分かるんですか?」