律「...幾度となく、色んな事を
経験して僕は悟ったんです。
感情があるから傷付ける。
感情があるから父の期待に
応えられない。...だから、僕は...
青葉さんの言う通りロボットに
なれればいいなと思ったんです。」
やっぱり南雲さんは、ロボットに
なりたかった訳じゃなかった。
そうなるしかなかった。
そうならざるを得なかった。
そうなる方法しか残されてなかった。
尊敬する父親に愛されるために。
律「初めて会った日に青葉さんに
言われた言葉を聞いてドキッとしました。
どうしてこの人は僕の事を
知っているのだろうと...驚きました。」
...涙がこぼれ落ちそうだった。



