3次元の恋~オタクの恋物語~


青葉「ムカつきますよね?」

岸本「はぁ?」

青葉「誰だって好きなものを
馬鹿にされたらムカつきますよ。
大高は、いつも通りだけど...
でも、同じ人間だから
好きなものを馬鹿にされたら
ムカつくし、否定されたら
傷付きます。人の好きなものを
馬鹿にしないで下さい。」

乙ゲーの中の言葉ではない。
これは、私自身の言葉だ。

青葉「大高に振られた腹いせの
つもりだったのかもしれませんけど
今までどんな想いで大高が
隠してきたのか分かりますか?」

そして、未来の自分と大高へのエールだ。
負けるな、私。頑張れ、大高。

青葉「ちゃんと分かってるんです。
ドルオタだってバレれば皆から
キモいって言われる事。
だから、好きなものを好きって言えない
苦しさと戦って隠し通してきたのに
そんなちっぽけな復讐のために
大高の努力を無駄にしないで下さい。」