足早に毎日は過ぎ去り
土曜日がやってきた。

昨日の夜に気付いたのだけれど
残念ながら、私は結婚式の類は
欠席ばかりしていたせいで
パーティードレスを持っていなかった。

ーピンポン

という事で、私の親友であり
キラキラ女子。所謂、ちょっとした
パーティーに何度も参加した事のある
優花里にドレスを借りに来た。

優花里「私も昔のばっかだし
新しいの買った方がいいんじゃない?
今から、買いに行っても間に合うよ。」

青葉「今、見事に金欠なの。
だから、お願い!」

優花里「まあ、いいけど。」

何着かドレスをだしてくれた
優花里は私の体にそれを合わせ
何度も首を傾げ
ようやく首を縦に振った。