3次元の恋~オタクの恋物語~


紗菜「ぷっ。ちょっと!ウケる!
好きな人って。依知が…」

ああ、そっか。そうなんだ。

依知「あのさ...!もう、いいかな?」

紗菜「あ、うん。邪魔してごめん!
りょーやんに連絡先聞いて
また連絡するね!バイバイ!」

私ってオタクじゃなくても笑われるんだ。

あんな美人な人からしたら。
私の中身がどうであれ
ウケる人なんだ。

てか、何で...私が...
こんな気持ちにならなきゃならないんだろう。

私はただ、ここに座ってただけなのに。