紗菜「ぷっ。ちょっと!ウケる! 好きな人って。依知が…」 ああ、そっか。そうなんだ。 依知「あのさ...!もう、いいかな?」 紗菜「あ、うん。邪魔してごめん! りょーやんに連絡先聞いて また連絡するね!バイバイ!」 私ってオタクじゃなくても笑われるんだ。 あんな美人な人からしたら。 私の中身がどうであれ ウケる人なんだ。 てか、何で...私が... こんな気持ちにならなきゃならないんだろう。 私はただ、ここに座ってただけなのに。