…分かってるんだ、私だって。
今、私は確かに百瀬さんの事が好きなのだ。

気負いなく何でも話せる。
絶対に私を否定しない。
おまけにカッコよくて。
こんな私の事でさえ愛してくれる。
オタクでもいい。望むのなら
リキヤになるとさえ言ってくれる。
完璧すぎる人。

青葉「…考えて…いいですか?
あ!前向きに!」

依知「分かった。…何か飲むか?」

青葉「あ、はい。」

なのに、何でなのだろうか。
私は首を縦に振る事が出来ない。