3次元の恋~オタクの恋物語~


ようやく口を開いた百瀬さんは言った。

依知「普通じゃねぇだろ。
今のあんたは普通じゃねぇじゃん。
ちゃんとオタクやってんじゃん。
オタクはな、普通の人とは言わねぇんだよ。」

ものすごくバカにされたのかもしれない。
めちゃくちゃ悪口を言われたのかもしれない。

でも、それは私にとって
とてつもない褒め言葉だった。

都合のいいように解釈するのなら
特別な人だと言って貰えてるような気がした。