ようやく口を開いた百瀬さんは言った。 依知「普通じゃねぇだろ。 今のあんたは普通じゃねぇじゃん。 ちゃんとオタクやってんじゃん。 オタクはな、普通の人とは言わねぇんだよ。」 ものすごくバカにされたのかもしれない。 めちゃくちゃ悪口を言われたのかもしれない。 でも、それは私にとって とてつもない褒め言葉だった。 都合のいいように解釈するのなら 特別な人だと言って貰えてるような気がした。