愛想笑いが板についた学生時代。 乙ゲーと出会う前から私は リア充とは程遠い人間だった。 恋人と別れて死にたいと嘆く人の 気持ちも、恋人と喧嘩して 泣き喚く夜も経験した事がなかった。 20歳の成人式。そこで出会った 乙ゲーに全てを教わった。 でも、それはリアルじゃない。 全部、全部、夢の世界で妄想だ。 青葉「すごく悲しい出来事も 死にたくなるくらいの辛さもない。 何にもない。私には。 平凡って言葉がお似合いの 普通の人だったから よく、分からないです。」