青葉「大高、ごめん!お待たせ。」

遥希「あれ?柿谷。
お前、グッズは?」

青葉「あー、うん。買えなかった。」

遥希「え?何で?
もしかして物販終わってた?」

青葉「ううん。欲しい物がなくてさ。
どれも全部、持ってる物ばかりだった。」

遥希「そっか。」

青葉「うん。でも、林田 ココロは
見れた訳だし私は大満足。
よし!帰ろ、帰ろ!」

私の事をじっと見つめた大高は
買ったばかりのグッズの中から
タオルを取り出し私にかける。

青葉「え?」

遥希「何か...髪濡れてる。
吸わないかもだけど使っていいよ。」