3次元の恋~オタクの恋物語~


青葉「とにかく、上がって下さい!
温かい飲み物の1つでも出さないと
私が...!嫌なんで!」

私がそう言えば受け入れてくれる。
南雲さんは、絶対に
私の嫌だという事をしない人だ。

そうだな。...昼間の花園で言えば
生徒会長のアリス先輩と言った所だろうか。

律「では、お言葉に甘えてお邪魔します。」

青葉「はい。どうぞ!」

と、言ってみたけれど
鍵を開ける前に気付く。

私の部屋を見て、この人は
引かないだろうか。

最近は、受け入れられる事ばかりで
忘れかけていたけれど
乙ゲーグッズに埋め尽くされた
私の部屋は本来なら、ドン引きされる。

南雲さんは気持ち悪いと思わないだろか。

でも、誘っておいて
部屋にあげないのは不誠実だ。