3次元の恋~オタクの恋物語~


依知「一言でもいい。
何か話して来いよ。」

青葉「直接渡した方が
いいんじゃないですか?」

依知「いいから。呼んで来いよ。」

百瀬さんは数回頭を搔いた後
ぶっきらぼうにそう告げた。

言われるがまま…というか
今日1日、確実に振り回した
大高への棚ぼた的なチャンスに
私も少し心が踊った。

ずっと会いたかった風祭 ユリヤと
大高が会える。話せる。
その瞬間に立ち会いたい。…と思った。

青葉「大高!」

遥希「お。意外と早かった。」

青葉「ソフトはバッチリ買えた!
それよりも、ちょっと来て!」

遥希「え、何?」

今度は私が大高の手を引く。