ー土曜日ー

午前10時に家を出ると
南雲さんは既にそこにいた。

律「おはようございます。」

青葉「...あ、おはようございます。」

律「行きましょうか。」

青葉「はい。」

南雲さんの後ろに停まってる車は
有名な高級外車だった。

さすがはお金持ち。
いい車に乗っている。

サッと助手席の扉を開け
自然とエスコート出来る南雲さんは
やっぱり、品のいいお坊ちゃまだった。